賢者の食卓を飲むなら、効果が同じで安い「難消化性デキストリン」を買おう!
「賢者の食卓」を買うなら、同じ中身で値段の安い難消化性デキストリンを!
中身は同じにも関わらず、1/5の価格で買う事ができます。
最近テレビでCMをしている大塚製薬の「賢者の食卓」。
食事の際に飲むと糖分や脂肪の吸収を抑える効果があり、ダイエッターに注目されている商品です。
毎食飲むのが理想ですが、気になるのがお値段。
30本入りで2000円なので1回あたり約65円。
1ヶ月毎日3食飲むと6000円と結構な金額になってしまいます。
そこで、オススメしたいのが賢者の食卓の中身である「難消化性デキストリン」を、そのまま購入すること。(Amazonで買えます)
格安で「賢者の食卓」と同じ効果を得ることができます。
私も毎日飲んでいる難消化性デキストリンの効果とレビューをしたいと思います。
難消化性デキストリンって何?
難消化性デキストリンとは、トウモロコシを原料とする天然澱粉から作られた水溶性の食物繊維です。
大塚製薬「賢者の食卓」の中身です。(賢者の食卓の原材料は、難消化性デキストリンのみ)
白い粉末状で、砂糖よりも粒子が細かくサラサラ。
水に溶けるので、何かに溶かして食事前or食事中に飲みます。
私は水に入れて食事前に飲んでいますがコーヒーやみそ汁に入れてもOKなので使い勝手は非常に良いです。
ほとんど無味無臭ですが、水だけに混ぜて飲むとわずかに薬っぽい?ホコリっぽい?匂いと甘い味がします。
私は気にならないのでそのまま飲んでいますが、気になる人は何か味のついている飲料に入れればまったくわからないレベルだと思います。
なぜダイエットに難消化性デキストリンが効果的?
まず、なぜ賢者の食卓(=難消化性デキストリン)がダイエットに効果があるのか、わかりやすく説明したいと思います。
難消化性デキストリンには、下記の効果があります。
・食後の血糖値の上昇をおだやかにする
・食後の中性脂肪の上昇をおだやかにする
・脂肪の吸収を抑える
・体外への脂肪の排泄量を増加させる
中でもメインの謳い文句となっており注目したいのは「血糖値の上昇を抑える」点です。
ダイエットと血糖値の関係
血糖値が上がるとすい臓からインシュリンが分泌されますが、その上がり方が急だとインシュリンが多量に分泌されます。
インシュリンが大量に分泌されると、体は消費されなかった分の炭水化物や糖を脂肪細胞に取り込んで蓄えようとします。
これが血糖値が急激に上がる=体が脂肪をため込んでしまう仕組みです。
また、インシュリンには脂肪の分解を抑制する効果があります。
インスリン濃度が高くなるとインシュリンは体脂肪よりも燃えやすい血中の糖を優先してエネルギーにしてしまいます。
そのため、運動による体脂肪燃焼効果が落ちてしまいます。
このような理由から、血糖値の上昇を抑える事はダイエットの方法論として重要視されています。
「糖質制限ダイエット」「炭水化物抜きダイエット」「ケトン式ダイエット」などのダイエット法も、「炭水化物(糖質)を抑えて、血糖値の急上昇を防ぐ」方法ですね。
難消化性デキストリンと血糖値の関係
難消化性デキストリンは小腸で糖が吸収される際に、糖の吸収スピードをゆるやかにします。
消化管から糖分がゆっくり吸収される事で、血糖値の急上昇を防ぎ、インシュリンの分泌を抑えることができます。
そのため、上記のような「インシュリンによる体が脂肪をため込む」「インシュリンにより脂肪分解が抑制される」ことを防いでくれます。
これが難消化性デキストリンのダイエット効果です。
難消化性デキストリンのデメリット
難消化性デキストリンのダイエット効果は上記の通りですが、デメリットは無いのでしょうか?
賢者の食卓がトクホ=特定保健用食品と言う事からもわかる通り、難消化性デキストリンは「食品」です。
薬ではなく食物繊維を補給できる補助食品なので、所謂副作用のようなものはありません。
アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)は、1日の摂取量の上限を定める必要がないほど安全な食品素材であると認めています。
ただ、個人レベルでのデメリットはあり、実際に飲んでいる人の中には「下痢をする」「おならが頻繁に出る」などの影響が出ている人もいます。
難消化性デキストリンに水分を抱えこみ保持する性質があるため、便が柔らかくなり、便量が増えます。
便秘の人にとっては嬉しい作用ですが、もともとお腹が緩い人はさらに便が柔らかくなるため下痢の症状が出る可能性があります。
また、腸内細菌叢の改善など整腸作用があるので、それに伴い腸内が活性化しおならなどの生理作用が増えることがあるようです。
大塚製薬「賢者の食卓」とニチガ「難消化性デキストリン」成分・価格比較
難消化性デキストリンは、大塚製薬の「賢者の食卓」だけではなく、他の会社からも発売されています。
賢者の食卓=難消化性デキストリンなので、難消化性デキストリンをそのまま購入すれば、より大容量を安く購入することができます。
同じもので綺麗にパッケージされた方が高くなる、と言うのは他のあらゆる商品にも言えることですが、内容は変わらないので私は私はAmazonでニチガの「難消化性デキストリン」を購入しています。
食品で大容量の業務用を購入するイメージでしょうか。
一番大きいのは価格面ですが、細かい点では微妙な違いがあるのでそれぞれの商品内容を比べてみましょう。
大塚製薬「賢者の食卓」
原材料:難消化性デキストリン
原産国:日本
内容量:6g×30包(180g)
価格:1,944円
1gあたりの価格:10.8円
栄養成分(6gあたり)
エネルギー:7kcal
炭水化物:5.1〜5.8g(糖質0.1g~0.8g、食物繊維5g)
ニチガ「難消化性デキストリン」
原材料:難消化性デキストリン
生産国:フランス
国内加工地:日本
内容量:500g
価格:1,090円
1gあたりの価格:2.2円
栄養成分(10gあたり)
エネルギー:14.1kcal
炭水化物:9.7g(糖質1.5g、食物繊維8.2g)
原材料は同じですし栄養成分も大差ないですが、価格は5倍近くの差があります。
両方飲んで比べてみましたが、品質はほとんど変わらないと感じました。
あえて違いを探せば「賢者の食卓」の方がより溶けやすく、匂いが少ないかな…?と思う程度です。
ニチガの「難消化性デキストリン」レビュー
最初はお試しで500g入りを購入し、良かったので今は1.5kg入りを継続して買っています。
Amazonではこちらの1回で決まった量が出るシュガーポットを難消化性デキストリン用に購入して使う人が多いようです。(レビューにも難消化性デキストリン用に購入した人の感想がたくさんありました)
私は、取りあえずジップロックのスクリューロックに付属のスプーンと一緒に入れてみたら快適だったので、そのままにしています。
口が広いのでスプーンも入るし詰め替えが楽です。
グラスに入れた水にスプーン3杯を入れるとこんな感じ。少し底に粉末が残ります。
軽く混ぜるとすぐに溶けます。白ワインを薄めたような、少し黄色みがかった色になります。
前述の通り、水だけに溶かして飲むと、若干の匂いと甘い味があるかなと言う感じですが、あまり気にせず水だけに溶かして食事の直前に飲んでいます。
難消化性デキストリンの摂取量は?
摂取量の目安には 「1日5g~10g程度を1日2~3回に分けて」と記載があります。
付属のスプーンが1杯2.5gなので、私は少し多めに1回に3杯=7.5gを飲んでいます。
ニチガの難消化性デキストリンは安いので、ケチらずたくさん飲めるのも嬉しいところですね。
1.5kgあるので、1日3回飲んだとして2ヶ月以上持ちます。
大塚製薬の「賢者の食卓」とニチガの「難消化性デキストリン」どっちがいい?
「賢者の食卓」は1回分がスティック状のパッケージになっているので持ち運びに便利なのが一番の魅力ですね。
外での昼食時や、突発的な外食でも鞄に入れておけばいつでも飲めるという利点があります。
反面、ニチガの「難消化性デキストリン」は何と言っても安いのが大きなメリット。
外食時の摂取は難しいですが、100円ショップで小さな袋や携帯用のケースを用意すれば解決できるのではないでしょうか。
会社用には、あらかじめ難消化性デキストリンを溶かしておいた飲料をペットボトルに入れて持って行くのがオススメです。
持ち運び用には「賢者の食卓」、自宅用にはニチガの「難消化性デキストリン」と、使い分けるのも良いかもしれませんね。
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