サラダが無限に食べられる 低糖質キャンティ風ドレッシングの作り方
私は糖質制限食を実現するために毎日大量の葉物野菜を食べているのですが、そのお供に欠かせないのが自作ドレッシングです。
昔は塩とオリーブオイルで超低糖質サラダ生活を送っていたのですが、やはりシンプル過ぎる味付けと言うのは飽きがくるもので、ぬちまーすのような高級塩を使っていても飽きは避けられませんでした。
そこで以前からよく作っていたキャンティ風ドレッシングを研究し、材料にこだわったレシピで作成したところ、低糖質、且つ非常に美味しいドレッシングを作成することが出来ました。
今日はそのレシピをご紹介したいと思います。
基本材料
材料は以下になります(かっこ内は糖質)
・玉ねぎ 中1/2(7.5g)
・にんじん 中1/2(3g)
・にんにく 1かけ(1.4g)
・エリスリトール 小さじ3(0g)
・ぬちまーす(うま味の強い塩) 小さじ1(0g)
・すりごま(白) 小さじ2(5g)
・生卵 1個(0.2g)
・醤油80ml(12g)
・油220ml(0g)
完成時の容量 500ml強(約35食分/29.1g)
1食(15g)分の糖質(約0.8g)
※玉ねぎ、にんじん、生卵が小ぶりの場合このレシピではややしょっぱくなります。その場合は塩、醤油を減らすか油を増やしてください。
作り方
材料をミキサーに入る大きさに切って、ミキサーで混ぜ合わせるだけ。
火は一切使いません。手順は非常に簡単です。
ただ、シンプルな材料だけにいくつかのポイントがあります。
材料にはこだわって
このドレッシングは材料の加熱調理を行いません。そのため、ドレッシングに素材の味がもろにでます。
特に玉ねぎとにんにくの味はドレッシングの味そのものを左右します。
玉ねぎ
こちらは玉ねぎのタグ(?)ですが、甘みが強く辛みが少ないことで有名な淡路島玉ねぎです。
私は新玉ねぎが手に入らない時期はこれを、新玉ねぎが手に入る時期であれば新玉ねぎを利用しています。
淡路島玉ねぎは1個100円~200円と通常の玉ねぎに比べるとかなり高いですが、ドレッシングに使うのはたったの1/2玉。高く見積もっても100円程度。たったの100円で味が大きく変わる以上、出来るだけ良い玉ねぎを使うようにしましょう。
ちょっと良い目のスーパーに行けば割と売ってます。
にんにく
にんにくには国産をお勧めします。中国産や韓国産が駄目という事はありませんが、国産の方が良い意味での香りが強く、また悪い意味での臭みが少なく仕上がります。
塩
元々私はグルタミン酸ナトリウム(味の素やハナマサなどに売ってるうま味調味料)を利用していたのですが、「折角の食事制限だしより身体に良いものを」と考えて今はぬちまーすを利用しています。
単純な食塩だと旨味の部分で物足りなさを感じるので、可能であれば良い塩を使ってみてください。成分にこだわりがなければ、味の素もお勧めです。
醤油
個人的には減塩がお勧めです。塩分の強い醤油を利用する場合は、ぬちまーすなどの塩を入れすぎるとしょっぱくなるかもしれません。
「ドレッシングには美味しい醤油を使うべき」という話もよく聞きますが、伝統の~みたいな高い醤油は逆に合わない気もします。(物によるとは思いますが)
油
玉ねぎ、にんにく以上に重要かもしれない材料です。
私のお勧めはグレープシードオイル、またはエクストラバージンでない香りの少ないオリーブオイルです。
エクストラバージンを使っても良いですが、その場合香りが相当に強く出てしまうので、半分は普通のサラダ油で割るなどの工夫が必要になります。高ければ良いってものでもない。
もちろん普通のサラダ油でも全然OKです。
最近はペットボトルのオイルが増えてきているのでゴミ捨てが楽で嬉しいです。
たまねぎとにんにくは水にさらして
たまねぎとにんにくは30分くらい水にさらすことをお勧めします。
新鮮なものを使えば気になるほどの臭みは出ないかと思いますが、ものによっては辛みが鼻を突くこともあります。
↑の写真のように、切ったあとしばらく水にさらしましょう。
ちなみに、玉ねぎは塩揉みすれば更に辛みが抜けますが、抜きすぎると味がしまらなくなります。やりすぎに注意しましょう。
よく混ぜる!
加熱処理をしないという性質上、玉ねぎやにんにくのかけらが残ると相当に辛い思いをすることになります。
旨味が強く、生卵を使う事で得られるまろやかさを味わう事がこのドレッシングの醍醐味ですから、スムージーを作成するくらいのつもりでよく混ぜ合わせましょう。
おまけ キャンティ風ドレッシングとは
イタリア式食堂キャンティでサラダを注文すると付いてくる特製ドレッシングの味を再現しようと試みたドレッシングです。
ネットでも話題になったことがあり、秘伝となっているオリジナルのレシピを再現しようと奮闘するファンが多く存在します。
私もその一人で、過去数十回以上、配合を微妙に変えながらこのドレッシングを作成しています。
正式なレシピは公開されておらず、また常に変化しているとの噂もありますが、本家のレシピに存在すると噂されている材料の一部をご紹介します。
アンチョビ
イタリア食堂である点、独特な旨味にどことなくアンチョビの風味を感じる気がする点など、本家のレシピに入っている可能性が高いと言われている材料です。
私も手元にあれば上のレシピであれば3枚~6枚くらい(気分に合わせて)入れています。
りんご
記憶が定かではありませんが、2chかどこかで再現レシピを投稿した方が居たか何かで「本家のレシピに使われているのでは?」と噂された材料だったかと思います。
私は入れない方が好みですが、甘みが欲しい方は入れてみるのもありかもしれません。
胡椒
これは入っててもおかしくない気がします。趣味の問題ですが、私はあまり入れません。
糖質制限のために、サラダを美味しく食べるために、格安で身体に良い成分だけをとるために、どんな目的でも良いですから、一度キャンティ風ドレッシングの奥深い世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?
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