外食チェーンの糖質制限メニューまとめ

2018/08/14 2016/08/06

糖質制限ブームが始まって、2年は経過したでしょうか。

需要が高まったことにより、各ファミレス、ファーストフードで糖質制限向きのメニューが続々登場しています。
糖質制限中は外食で糖質をいかに取らないかが悩みの種になりますが、私がハードな糖質制限を行っていた1年前はここまで多くの糖質制限メニューは存在しておらず、日に日に糖質制限ダイエッターに優しい時代になって来ているのを感じます。

昔はファミレスではサラダと肉を食うしかなかったのに…

今日は、そんな店舗数の多いチェーン店の糖質制限メニューをまとめてみました。外食で苦労してる同士の方達に役に立てば幸いです。

ガストの糖質制限向きメニュー

先日行って、糖質0麺のメニューに驚いたガスト。
2016年6月から糖質OFFメニューを提供しています。

ラインナップは糖質制限の天敵である「麺類」と「デザート」で計4品。
それぞれのメニューの糖質量を見てみます。
gust1

冷やしサラダタンタン麺【糖質0麺】

カロリー:404kcal
糖質:11.7g
価格:649円 ※通常麺は599 円

サラダを乗せた、胡麻ベースの冷やしタンタン麺。
通常メニューの麺を、糖質0麺へ変更することで糖質量を抑えています。
外食で糖質11.7gと言う数字は驚異的。
冷たい麺が食べたくなる夏の救世主。

1日分の野菜のベジ塩タンメン【糖質0麺】

カロリー:741kcal
糖質:12.9g
価格:74 円 ※通常麺は699円

10種類以上の野菜をたっぷりのせた塩タンメン。
こちらも通常メニューの麺のみを変更しているので、具材はレンコンなどが入っており糖質制限向きに作っている訳ではなさそうです。
それでも糖質12.9gを実現しているところに糖質0麺の圧倒的パワーを感じます。

個人的に、私は麺なしで野菜のみ食べたい派です。

糖質控えめ・バニラアイスケーキ

カロリー:163kcal
糖質:5.1g
価格:299円

バニラ風味のアイスケーキ。
かなり小さめですが、外でスイーツが食べられる満足感を味わうと言った感じでしょうか。コンビニで売ってるスイーツとかと比べても、結構頑張ってる。

マンゴーとマスカルポーネのバニラアイスケーキ

カロリー:238kcal
糖質:12.7g
価格:399円

上記のバニラアイスケーキに、マスカルポーネムース、マンゴーソース、ワッフルチップを添えたもの。
個人的には、せっかく糖質オフを謳ったのにワッフルチップを添えてしまうところがもったいないと感じました。糖質制限実践者の心情にあと一歩足らない感じ。

ジョナサンの糖質制限向きメニュー

ホームページで大々的に謳ってはいませんが、同じすかいらーくグループのジョナサンも酸辣湯麺(スーラータンメン)をひっそりと糖質0麺に変更できるようになっていました。(メニュー見たら載ってました)

酸辣湯麺【糖質0麺】

カロリー:446kcal
糖質:???g
価格:849円 ※通常麺は799 円

jonathan

せっかく糖質0麺を使っているのに、全体の糖質量が書かれていません。これも糖質制限実践者の心情が理解できていない勿体ないマーケティング。

リンガーハットの糖質制限向きメニュー

一時期ニュースにもなったので知っている方も多いかもしれません。
「麺半分にして欲しい」「麺なしにして欲しい」と言う要望が多かったことから、2015年4月に生まれたリンガーハットの「麺なし」メニューです。

私もニュースで見ましたが、麺を残す人が多かったらしく、このメニューの発売に踏み切ったという話もありました。
残すのは食材の無駄なので、最初からこう言ったメニューが用意されているのはお互いにとってwin-winで良い。

野菜たっぷり食べるスープ

カロリー:509kcal
炭水化物:32.8g
価格:399円

ringer

通常メニューで人気の「野菜たっぷりちゃんぽん」と同じく7種類計480gの国産野菜を使用したスープ。
味は通常のちゃんぽんと一緒かと思っていましたが、通常のとんこつベースのスープに生姜ドレッシングの酸味を加えて野菜をより美味しく食べれるよう「麺なし」用に新たに開発されています。塩味のスープも選べるとのこと。
麺なしで炭水化物量が32.8gは高い気がしますが、糖質制限用に作られたメニューではないのでやむなし。調味料やかまぼこ、玉ねぎなどの比較的糖質量の高い素材が入っていることを考えれば、十分頑張っていると思います。

すき屋の糖質制限向きメニュー

「牛丼」と「糖質制限」と言うどう考えても相反するキーワードでどう糖質をカットするのかと思っていたのですが、ご飯をまるごと豆腐に代えると言う力技で降臨したのがすき屋。
家で「米の代わりに豆腐」をやっている人は結構いると思いますが、チェーン店でやってしまうとは。色々な意味で力技な、すき屋らしいメニューです。

牛丼ライト

カロリー:269kcal
炭水化物:16.2g
価格:390円

sukiya

構成は冷ややっこの上にサラダ。そこにゆずポン酢をかけてから、牛丼の具を乗せているようです。
豆腐が冷たいので食べるとぬるいとか。焼肉乗せサラダみたいな感覚でしょうか。
炭水化物、カロリーも低いですが、何より圧倒的な価格の低さに震えました。これがワンオペの実力か…

はなまるうどんの糖質制限向きメニュー

米を豆腐にしてしまったすき屋のさらに上を行くのがはなまるうどん。
うどん屋の命であるうどんを糖質0麺に変更してしまうと言う驚きの展開です。
個人的にはなまるうどんのサラダうどんは大好きなので一度食べてみたいですが、好きなメニューだけにますますうどんが食べたくなるような気もします。

食べる美容8品目入りサラダ麺

カロリー:203kcal
糖質:???g
価格:580円

hanamaru

糖質0g麺を使用した「食べる美容8品目入りサラダ麺」は1日20食限定。
2016年4月14日から販売されていますが、一時的なイベント販売なのか今でも販売しているのかは不明です。
現在、通常の「コクうまサラダうどん」は販売中なので、こちらもまだ食べられると良いのですが。
アスタキサンチン入りバルサミコ酢ドレッシングを使用し、ドレッシングを含め203kcalとかなりの低カロリーです。

モスバーガーの糖質制限向きメニュー

こちらも糖質制限界では有名すぎるモスバーガーの「菜摘」シリーズ。
ハンバーガーのパンがレタスになっています。
これひとつで食事の代わりになるかと言われると微妙なのですが、時間がない時や、ファーストフード気分が味わいたい時にたまに利用します。

モスの菜摘(なつみ)テリヤキチキン

カロリー:184kcal
炭水化物:7.7g
価格:360円

mosu

照り焼きチキン=甘いタレ=砂糖たっぷり、と刷り込まれているセイゲニストにとっては意外な結果ですが、菜摘シリーズで一番炭水化物が低いのはテリヤキチキンでした。鶏肉つええ。

参考までに他の菜摘シリーズの炭水化物量を挙げてみます。
テリヤキチキン:7.7g
モス野菜:11.5g
フィッシュ:13.0g
チキン:15.2g
ソイモス野菜:16.9g
海老カツ:19.8g
ロースカツ:22.2g

普通の肉パティである「モス野菜」より、大豆由来の植物性たんぱくを使用したソイパティで作る「ソイモス野菜」の方が炭水化物量は多いです。
ソイ=ヘルシーと言うイメージがあり、モスバーガーでも「お肉のようでサラダな気分」と謳っていますが、糖質制限メニューとしては普通のパティの方が正解、となりますので要注意です。

フレッシュネスバーガーの糖質制限向きメニュー

freshness

2015年10月から、フレッシュネスバーガーでは糖質約50%オフの低糖質バンズを全店舗に導入しています。
しかもすごいのが、プラス50円で全ハンバーガーを低糖質バンズに変更可能!!
限られたメニューだけでなく、自分の好きなメニューのバンズだけを変更できると言うのがポイント高いです。

参考までに、一番糖質が低いハンバーガーと一番糖質が高いハンバーガーの低糖質バンズ変更前後の数値は下記になります。

[低糖質]ベーコンエッグバーガー
カロリー:558kcal → 473kcal
糖質:32.5g → 17.8g

[高糖質]塩レモンチキンバーガー
カロリー:483kcal → 398 kcal
糖質:42.9g → 28.4 g

塩レモンとかヘルシーそうな名前なのに…。

低糖質バンズ単体の糖質は1個当たり14.8gとの事なので、合計すると糖質量20~30g前後にはなってしまいますが、具やソースが通常通りで「いつもの味」を楽しめる事を考えると、満足度はかなり高いのではないかと思います。

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