夏にオススメ!パルスイート糖類0ポーションをレビュー

2018/08/14 2016/07/31

夏は冷たい飲み物が美味しい季節です。

糖質制限に砂糖は禁物。
そのため甘味には糖質ゼロ・カロリーゼロのエリスリトールを使用している人が多いと思いますが、最強の甘味料エリスリトールにもひとつだけ弱点があります。

それは、冷たいものに溶けにくい事。

かと言って液体タイプのパルスイートでは、カロリーゼロでも糖質が含まれています。
悩んでいたところ、「糖類ゼロ」の液体パルスイートを発見しました。

通常のパルスイートと糖質量は違うのか?使い勝手はどうなのか?
気になったので早速購入してレビューしてみました。

エリスリトールの唯一のデメリット

天然成分であり、値段が安く糖質ゼロ・カロリーゼロの甘味料と欠点の見当たらないエリスリトール先輩ですが、前述の通り「冷たいものに溶けにくい」と言う性質を持ちます。

ダイエット中のお菓子作りに使用する人も多いですが、冷たいスイーツの場合は再結晶化してザラザラとした舌触りが残ってしまったり、ガリッと粒を感じる事もあります。

また、夏になりアイスコーヒーなど冷たい飲み物を飲む機会も増えました。
冷たい飲み物に直接エリスリトールを入れても、なかなか溶けずに困っている方も多いのではないでしょうか。

糖質制限の強い味方、エリスリトールについての詳しい説明はコチラの記事をご覧ください。
【糖質0カロリー0】エリスリトールが最強の低糖質甘味料と言える理由

パルスイート液体タイプ 糖類0ポーションの発見

糖質は極力取りたくない、でも冷たい飲み物を快適に飲みたい。
そんな時に発見したのがこちらです。

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喫茶店などにあるガムシロップのように、使い切りタイプになっています。

ここで注意したいのは、「糖質0」ではなく「糖類0」なところです。
糖類というのは、あくまで糖質の一部の成分です。
よって、糖類がゼロであっても、糖質がバッチリ入っていると言う事が結構あるので、成分表示をチェックしましょう。

7.0g(ポーション1個)の標準栄養成分

エネルギー 0kcal
糖質 0.7g
糖類 0g
食物繊維 0.01g
たんぱく質 0.015g
脂質 0g
ナトリウム 0.3mg

確かに、糖類は0gですが、糖質が1ポーションあたり0.7g入っています。

この0.7gと言うのは多いのでしょうか?少ないのでしょうか?
他の液体タイプの甘味料と比較してみたいと思います。

パルスイート液体タイプ(ボトルバージョン)

スーパーなどで良く見かける、一番入手しやすい液体タイプの商品がこちら。
元祖カロリーゼロ甘味料ですが、成分はどうなっているのでしょうか。

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5.0g(小さじ1杯)の標準栄養成分

エネルギー 0kcal
糖質 0.5g
糖類 0g
食物繊維 0.01g
たんぱく質 0.015g
脂質 0g
ナトリウム 0.7mg

あれ…?
ちょっと気になる結果でしたが、続けて他の商品も見てみます。

ラカントS 液状

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パルスイートと並んでカロリーゼロ甘味料の代表格、ラカント。
こちらの成分表も見てみます。

10gあたりの標準栄養成分

エネルギー 0kcal
糖質 2.1g
糖類
食物繊維 0.08g
たんぱく質 0.01g
脂質 0g
ナトリウム 1.0mg

3つの液体カロリーゼロ甘味料の比較

このままでは単位がバラバラなので、10gあたりに単位を直して比較してみます。

10gあたりの標準栄養成分

パ(ポーション) パ(ボトル) ラカント
エネルギー 0kcal 0kcal 0kcal
糖質 1.0g 1.0g 2.1g
糖類 0g 0g
食物繊維 0.014g 0.02g 0.08g
たんぱく質 0.021g 0.03g 0.01g
脂質 0g 0g 0g
ナトリウム 0.42mg 1.4mg 1.0mg

通常ボトルのパルスイートも糖類0だった!

新しく出たポーションタイプがブルーの新鮮なパッケージだった上に、「糖質ゼロ」が前面に記載されていたのでてっきり違う商品なのかと勘違いしてしまいましたが、通常の液体パルスイートもポーションタイプの糖類0パルスイートも、同じく糖類ゼロだった事がわかりました。

通常ボトルのパルスイート液体タイプもよくよく調べてみるとパッケージがリニューアルされたらしく、昔は書いていなかった「糖類ゼロ」が今は表面に大きく記載されています。
palsweet1

ナトリウムの量など若干違いますが、中身はほぼ同じものなのではないかと思います。
気になる糖質量は、両方とも10gで1.0gでした。

それに比べてラカントは約2倍の2.1g。
糖質量だけで考えるのであれば、ラカントよりパルスイートと言う事になります。

パルスイート液体タイプ 糖類0ポーションを使ってみた感想

ポーションタイプのパルスイートを購入してしばらく使ってみたのですが、これが思ったより便利です。

まずエリスリトールのように「溶けない」「ザラザラが残る」と言う事が無いので、氷タップリの飲み物に入れてもまったく問題ナシ。
冷たい飲み物はとことん冷たくしたいタイプなので、しつこく混ぜる必要がなく楽です。
液体が変に残る事もなく、通常のガムシロップよりさらりとしているので、すぐに混ざってくれます。

これだけだとボトルタイプを使えばいいのですが、非常に有難いのがポーションタイプの携帯性。
外でコーヒーを飲む時には基本的に砂糖を入れずに飲むようにしているのですが、たまに砂糖を入れたくなる時があります。
一部のドトールなどカロリーゼロのガムシロップを置いてくれている店はありますが、無い場合は我慢してブラックで飲んでいました。

これを買ってから、常に鞄のポケットに2~3個ポーションを入れておけば外でも気にせず甘さを足して冷たい飲み物を飲めるようになりました。
仕事上、打ち合わせやランチ後のコーヒーなど、コーヒーを飲む機会が多いので思ったより登場機会が多く活躍してくれています。
女性の方は化粧ポーチなどに1つ入れておけば、邪魔にもならず良いのではないでしょうか。
palsweet4

ちなみに甘さですが、パルスイートは同じ量で通常の砂糖の3倍の甘さがあると謳っています。
使ってみると宣伝文句通り、グラス1杯に対して1/3ですこし甘すぎるかなと思うくらい。
個人的には1/4がちょうどいいです。全部なんて入れたら甘すぎて飲めたもんじゃありません。

1ポーションの1/3であれば糖質量は約0.2g。
もちろん完全に糖質ゼロのエリスリトールの方がいい事は確かですが、外出時の対策としては充分ではないでしょうか。(ちなみに、通常のガムシロップの糖質は約6.6gです)

家で日常的に使うと言うよりは、持ち歩いて外で使うのにとてもいい商品だなと思いました。
コーヒーor紅茶に砂糖を入れる派の方は、試してみてはいかがでしょうか?

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