「ライザップごはん」購入レビュー、RIZAP本最強のレシピ数に満足！

ライザップの本が続々と出版されています。

以前ライザップの「自宅でできるライザップ」の運動編、食事編を購入しましたが、その後も「女子のライザップ」「大人の男のライザップ」などライザップ関連の書籍は増え続けています。

ライザップの本は糖質制限やトレーニングが初めて、と言う人向けの内容が多く写真などを多用してとても読みやすくできていますが、すでに糖質制限をしている人から見ると基本的な内容の説明が多く、読み応えとしてはイマイチでした。

そんな中で目にとまったのが「ライザップごはん」というライザップのレシピ本。
レシピ数も76品とボリュームがありそうなので、購入してみました。

期待の「ライザップごはん」、内容がどうだったのか詳しくレビューしてみたいと思います。

ライザップ初のレシピ本「ライザップごはん 決定版」とは？

ライザップ流「ロカボ(糖質オフ)ダイエット」のレシピを集めた書籍です。

本書では、このライザップ流「低糖質」の考え方を肉、野菜、魚介などを使った主菜から、スープ、軽食、おつまみ、さらにはスイーツまで、特殊な食材を使わずに家庭でつくれる、毎日の献立に役立つレシピを紹介します。

以前購入した「自宅でできるライザップ 食事編」は「糖質制限の基礎知識」や「体験談」などが掲載されていて「レシピ」の部分は非常に少なかったのですが、今回はレシピがメインの本ということで購入してみました。
主菜から、スープ、軽食、おつまみ、スイーツなど幅広く網羅して掲載レシピ数は76品とのことなので、どんな内容が載っているのか楽しみです。

以前の感想はこちらから。

「ライザップごはん」の構成

本の形は正方形。写真がとても上手でオシャレなレシピ本、と言う雰囲気なので読んでいてテンションが上がります。

冒頭：ライザップ流・食事メソッド(5ページ)

まず冒頭に、ライザップの食事メソッドと糖質オフで何故痩せるのか、食べて良い食材控えた方がよい食材などがコンパクトにまとめられています。

文字は小さめですが、必要なことが5ページにまとめられていて非常にわかりやすいです。
理論的な部分は文章でぎっしり書かれてしまうと、それだけで読む気が無くなってしまう人も多いと思うので、ポイントだけまとめてあるのはGOOD。

すでに糖質制限の知識をある程度持っている人には、この部分は必要なし。最小限のページ数でまとめて、レシピを多く掲載しているところに好感を持てます。

1章.糖質5g以下！超低糖質で作れる人気・定番のおかずレシピ(15ページ)

ステーキやアクアパッツァ、鶏肉のピカタなど、基本的に肉や魚を焼いて味をつけたレシピが紹介されています。

チキン南蛮の衣にアーモンドとおからパウダーを使う。ピカタでは小麦粉の代わりに粉チーズを使う。など、「ただ焼くだけではない」工夫が盛り込まれていて中々得るものがあります。聞けば「ああ、それね」と思うものもありますが、再度気づかせてくれる感じが中々良いです。
ホワイトソースの代わりに豆腐をソースにした「豆腐のグラタン」もやってみたい。

レシピには所々「RIZAPアドバイス」が記載されています。

「より糖質を抑えたい場合はミニトマトの代わりに赤パプリカを」などレシピにプラスアルファしてポイントが記載されています。「より糖質を抑えるには○○を△△に」などのアドバイスはありがたい追加情報ですね。

2章.5分で作れる！野菜たっぷりレシピ(15ページ)

野菜炒めやサラダなどのレシピ。
糖質ゼロの甘味料であるラカントSを使用したドレッシングは応用が効きそうで中々良いです。

顆粒のラカントSはカロリーゼロ・糖質ゼロの甘味料ですが、液体タイプには100g中20g程度の糖質が含まれています。
ドレッシングなどに使うには、液体タイプのパルスイートが使いやすいと思います。

3.糖質オフでもボリューム満点！肉・魚介・卵・豆腐のおかずレシピ(39ページ)

肉や魚に加え、糖質制限の強い味方である豆腐のレシピが、この本の中で一番ページ数の多い39ページの大ボリュームで紹介されています。

このレシピ本全体に言えることですが、サラダチキンや蒸し鶏などの「たしかに低糖質だけどこれだけだと寂しいよね」と言うメニューではなく、スコッチエッグやプルコギ、イカの韓国風ホイル焼きなど、食べた際にきちんと満足感のある味付けが考えられているのが好印象でした。
サラダのドレッシング同様、「肉に合う万能低糖質のたれ4種」も便利そうです。

糖質制限中の人にはおなじみの、油揚げピザやお好み焼き風卵焼きなども紹介されています。よく研究してる。

4.栄養と満足感が得られるスープレシピ(11ページ)

定番の中華スープ、ポトフからサバの冷汁、クラムチャウダーまで。

無調整豆乳を使ったクラムチャウダーは満腹感が得られて良さそう。
材料も、専門的なものは少なく、家にあるもので出来るようになっている点はポイント高いです。

5.空腹時の強い味方！軽食＆間食レシピ(11ページ)

おから蒸しパンなど間食向きのレシピです。

おつまみコーナーもあって、おかずだけでなくスイーツやおつまみのバリエーションがあります。

豆腐のおにぎらずは…

6.糖質オフでもおいしい！低糖質スイーツレシピ(9ページ)

おからパウダーを使ったマフィンや高野豆腐、ゼラチンを使ったスイーツなど。

レシピ数は少なめですが、低糖質のスイーツはクックパッドなどに良いレシピがたくさん紹介されているので、個人的にはこれくらいで十分です。

油揚げのカスタードパイが気になります。

ティラミスは私も作っているレシピとだいたい同じ感じでした。

最後に：お弁当アイデア集など(4ページ)

最後に、お弁当のモデルケースやコンビニで買える低糖質の食材(サラダチキンやチーズなど)、ライザップのオンラインショップを少し紹介して終わりです。

お弁当はここまでで紹介したレシピを詰めたもの。低糖質を考えたお弁当はどうしても味気ない見た目になるので、結構華やかになっているのは偉い。
お弁当のアイデアなどは参考にしたい人も多いと思うので、お弁当で1コーナーあっても良かったと思います。

読んでみた感想

低糖質レシピは、もともと糖質の少ない食材を選ぶ事も大事ですが「糖質の多い食材を他の物に置き換える」のもポイントだと思っています。揚げものの衣や、グラタンのホワイトソースを上手に他のものに置き換えることができれば、食べた時の満足感をしっかり保ちながら、美味しく糖質を下げることができます。
今回の「ライザップごはん」はその点で参考になる点が多く、レシピ数も多かったので、結構満足です。

レシピの内容も専門的な食材や調味料が少なく、基本的に家庭にあるもので作れるようになっているのが好印象でした。実際家庭で作ることを考えて実用的にレシピを考案しているのが伝わってきました。

一番良かったのは、味付けが濃いめ(に見える)ような料理が多く、食欲がそそられたことです。
低糖質のレシピはどうしても見た目はイマイチになることが多いので、味付けがしっかりしてそうなレシピは満足感も感じられそうで作って見たいと言うモチベーションが上がりました。
ドレッシングやタレの作り方も、色々な料理に使えそうで気に入りました。

「初めて低糖質レシピに挑戦する」「すでに糖質制限をしているけど、レシピにバリエーションが欲しい」どちらの人も満足できるレシピ本に仕上がっていると感じました。

次に欲しい糖質制限レシピ本

今回この「ライザップごはん」を購入する際に、もうひとつ迷ったのがこちら。
「容器の中で材料を合わせてチンするだけ」がキャッチコピーの「ぜんぶレンチン! 糖質オフのやせる作りおき」です。

糖質オフで、なおかつ「タッパーひとつで出来る」「作り置きができる」と言う点が気になります。レビューの評判も良いので、次はこちらを買って挑戦してみようと思います。

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