糖質制限中に食べてはいけない意外な食材・惣菜Best5

2018/08/14 2015/05/17

糖質制限ダイエットに大切なのは、食品に対する知識です。
私自身、糖質制限ダイエットを続ける中で「え?これこんなに糖質高かったの?普通に食ってたわ」と思うことが何度もあり、その都度食べられるものがどんどん減っていく現実に絶望する毎日を送っていました。

絶望はともかくとして、「実は糖質が高いのに、知らずに食べていた」という事が割と起こってしまうのが糖質制限ダイエットの難しさの一つ。ある程度の知識がなければ、例え強い意志を持っていたとしても、成功させることは難しいのです。

今日は、そんな「これも駄目なの!?」と私が絶望を重ねる原因になった食材・惣菜Best5についてお届けします。

※1日の糖質摂取上限を20g以下に設定するような、厳しい糖質制限中の話です。軽い糖質制限を行っている方は、どれを食べても大丈夫です。

5位 春雨

ダイエットと言えば春雨スープ!みたいなイメージもありますが、糖質制限の場合は話が違います。

春雨の糖質は100gあたり80g以上。ほぼ糖質の塊と言っても過言ではありません。

ただ、基本的にお湯で戻して食べる食品であるため、実際の摂取量はそれ程多くならないのが普通で、ごはんや麺類に比べれば遥かにマシです。

とは言え、10g摂取したら8g糖質というのは相当にリスキー。基本的には食べないことをお勧めします。春雨スープを食べるなら、春雨抜きで食べましょう。

4位 たまねぎ

土に埋まってる野菜は基本的に駄目だろうな、と思ってはいましたがたまねぎがこんなに糖質の高い食べ物だったとは…。

たまねぎには100gあたり7g程度の糖質が含まれています。また、火を入れるとかなり縮むため、調理して食べると思わぬ量になってしまうなど、単純な成分以上に危険な特徴があります。

生でサラダとして食べるのであれば、それ程多くの量を摂取してしまうこともないとは思いますが、それ以外の用途ではかなり危険な食材です。

3位 市販のから揚げ

糖質制限と言えば「肉はOK!」が有名なアピールポイントになっています。だが、市販のから揚げ、てめーはダメだ。

市販のから揚げは衣が厚いことが多いですが、衣が厚いということは衣の材料である小麦粉・片栗粉・米粉などが多く使われていることになります。また、味付けに使われている調味料にも結構な糖分が使われており、予想以上の糖質含有量になっています。

ネット上では「から揚げは糖質制限料理!」みたいな記事を見かけることもそれなりにありますが、それはあくまでも衣薄めで塩コショウなど糖質の少ない調味料でシンプルに調理した場合の話。糖質が特別多い料理というわけではありませんが「ハイボールにから揚げ!これならいくらでもいけるぜ!」みたいな食べ方をすると結構な糖質を摂取することになるので注意してください。

市販のから揚げを食べる場合は記載された成分をよく見て、その上で食べ過ぎないように注意しましょう。

(市販品に関して:糖質の表記がなく、炭水化物のみの表記の場合もありますが、から揚げの場合は炭水化物と糖質はほぼイコールなので炭水化物を見ればOKです)

ちなみに西友のとりからは100g中10.9gの炭水化物が含まれているということになっています。

2位 トマト

「トマト食ってれば大体大丈夫」でお馴染みのスーパー野菜トマトも糖質制限にはイマイチな野菜です。

本来トマトの糖質自体はそれ程高くありませんが(100gあたり3g前後)、トマトはたまねぎと同じく量を食べやすく、またトマトには品種によって糖質が大きく変わるという罠も潜んでいます。

また、ミニトマトは普通のトマトに比べて安いことが多いですが、普通のトマトより糖質が高く倍程度の糖質を含んでいます。当然ですが、最近流行りのフルーツトマトなどはそれを更に上回ります。

序盤、私はこのミニトマトの糖質の高さを知らず、夕食・昼食と結構な量のミニトマトを食べていました。台無しです。

糖質自体の高さよりも、健康イメージ&ダイエットに効果的イメージで油断させて来るそのやり口がトマトが強敵と言える所以です。

「ダイエットに良いと思って沢山食べてたら糖質オーバー」がトマトの戦術です。

ちなみにトマトは「糖質」だけに着目すればその通りですが、こんな視点もあります。

1位 牛乳

糖質制限ダイエットのお供に欠かせないのがプロテインです
異論のある方もいるかもしれませんが、譲りません。まあプロテインが嫌いな方もいるのは事実ですが…。

それは良いとして、プロテインのお供と言えばなんでしょうか。牛乳ですよね?あんな糞まずいもの水で飲むのは正気の沙汰ではないですよね?

ということで、私はプロテインの牛乳割を毎日飲んでいました。日によっては2、3回と飲んでいました。

で、そんな時気づいたわけです。「そういえば牛乳って糖質どうなの?」って。絶望しました。
牛乳って100g中5g前後の糖質を含んでいるんですが、さっきも言いましたがプロテインって基本的に不味いんです。砂糖の入っていない糖質の低いプロテインは特に不味いんです。そして私のよく飲んでいるソイプロテインは特に溶けにくい。

ということでプロテインを溶くのに結構な量を使っていたわけです。味を誤魔化すためと溶かすために。

一日最低でも300mlから500mlくらい飲んでいたと思います。ということで、これだけで糖質15g~25gです。全然制限できてません。

ということでかなり長くなりましたが、1位はプロテインの摂取を阻害するという意味で、プロテインの良きパートナーである牛乳です。

ちなみに今は、いくつかの材料で水メインで美味しく飲めるプロテインの配合を完成させたため、糖質を抑えたプロテインライフを満喫しています。同じ悩みを抱えている人もいるかと思いますので、そのうちレシピを公開します。混ぜるだけですけど。

まとめ

今回のランキングでは、純粋に糖質が高い・低いという点ではなく「知らなかった」「意外だった」「これ食えないとダイエット結構きつい」という食品を選びました。

特に2位のトマトと1位の牛乳には私自身かなりやられており、知らないままであれば効率の良い糖質制限を行うことは不可能だったと思います。

どこまで糖質を削るのかは個人の判断になりますが、知らなければ糖質を削ること自体が困難になるので、好奇心をもって十分に知識を貯えながら糖質制限ダイエットに取り組むと良いのではないかと思います。

ラクトース(乳糖)とトマトには気を付けて!

※結構厳しめに書いてますが、あくまでも「予想外に摂取」してしまうことを防ぐための知識と考えてください。冒頭でも書きましたが、軽い糖質制限であればどれを食べても全く問題ありません。

ハードな糖質制限を行う方は、サプリメント摂取推奨です。

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