ハーフラックのオススメNO.1、パワーテック WB-HR16を使用して分かったメリット・デメリット

2018/09/04

パワーテック ハーフラック WB-HR16を使い始めて、1ヶ月くらい経過したので、その感想をまとめました。

先に結論を書いておくと「見た目や質感・安定感などでは大満足、ただしセーフティは短い」です。ハーフラックは縦の支柱が1本になってしまう関係上、どんなメーカーのどんな商品であっても、セーフティがある程度短くなってしまうのは仕方ないのですが、やはり「あと5cm長ければ…」という思いがぬぐいきれません。

パワーテックWB-HR16のセーフティは、ハーフラックの支柱に空いている穴にセットするだけの簡単なパーツなので、オプションで「セーフティバーロングタイプ」みたいなものを売り出してくれることに期待しています。

と、前置きはこれくらいにして、詳細な使用感について書いていきます。

パワーテック ハーフラック WB-HR16のメリット

まずは、「買ってよかった!」と思っている点から。

景観を損ねず、圧迫感を与えない見た目

何より気に入っているのは「見た目」です。我が家では、リビングの一角、それも窓際を全面トレーニングスペースにしているため、必然的にハーフラックも「窓の前」に設置することになってしまいました。窓から見える折角の景色も、前にバカでかい圧迫感のあるパワーラックが有っては台無し、ということでハーフラックを選択したのですが、これが大当たりでした。

ハーフラックおすすめ

パワーテックのハーフラックは縦の支柱が斜めになっているため(多くのハーフラックは支柱が縦に真っ直ぐ)、背面を壁際に設置することで、窓をふさいでしまう箇所を最小限に抑えることが出来ます。床を占有する面積としてはパワーラックと大差ありませんが、圧迫感が全く違います。部屋の景観を崩さず、且つ最も使いやすいリビングに設置出来たのはWB-HR16ならではだったと思います。

また、特注のブラックカラーを購入できたのも、見た目の満足度に大きくつながっています。WB-HR16のブラックカラーは、マットな質感で、かなり高級感があります。WB-HR16のデフォルトカラーは黄色なので、これが黄色だったら印象はかなり変わったのではないかと思います。黄色は黄色でカッコいいですが、私の家族は「リビングに黄色を置くのはちょっと…」と反対していたので、ブラックが手に入らなかったら購入自体が難しかったと思います。

ちなみに、特注品のブラックカラーを注文する方法はこちらの記事にのっています。

セーフティスポッター、セーフティキャッチの高さ調節が楽

セーフティースポッターというのは、説明書に書かれているセーフティバーの正式名称です。キャッチの方はバーベルひっかけるところ。

これらの高さ調節が、パワーテックのハーフラックは非常に優れています。文章では伝えにくいので、詳細はこちらの記事を参照して欲しいのですが、スポッと抜いてはめるだけなので高さ調節の手間は10秒程度です。

ハーフラックセーフティ

これが非常に便利。スクワットとベンチプレスなど、明らかにセットする位置が違うメニューをやる際切り替えが楽というのもありますが、セットした後に「あとちょっと上だったか…」みたいな時に、気軽にセットしなおせるのが最高です。ここで「面倒だからそのままやるか…」となってしまうと、場合によっては危険性も増加しますし、効きも変わってきます。

また、私は通常のスクワットが数セット終わった後、セーフティをかがめる限界ギリギリのちょっと上の位置に変更し、あえてそこから持ち上げる(一番最初のきついところをやる)というのをやっていますが、簡単に調整できるからこそ、色々なメニューを気軽に出来ているというのを実感しています。

余談ですが、そもそもセーフティの高さ調整が不可能というラックは絶対に買わない方が良いです。セーフティが無いということは、高重量で落としたら「怪我 or 死」なので、パワーラックの意味がありません。絶対に買いなおしになります。

チンニングバーが意外に便利

これは最初は特に期待していなかった部分ですが、パワーテックのハーフラックにはチンニングバーが付いてきます。これが非常に便利。

私は背が結構高いため、ハーフラックのチンニングバーに対しては「高さが低くて使い勝手が悪いのでは…」と使えないイメージを持っていましたが、いざ使ってみると、自宅でのトレーニングの幅が大きく広がりました。

ハーフラックチンニング

普通の懸垂(チンニング)もそうですが、ハンギングレッグレイズで腹筋を鍛えたり、バーベルシャフトを高めの位置にセットして、そこを支点にハンギングレッグレイズのフォーム矯正をしたりと、自宅だからこそ好き放題に使えるという点も有り、全く使わないつもりだったのに、いつの間にか毎日使うようになっています。

チンニングバーが無いラックも売っていますが、あると意外に使うことになるので、出来ればついているものを買った方が良いと思います。

オプションが豊富

これはWB-HRシリーズの特権です。ハーフラックで出来るトレーニングメニューに満足できなくなった際、オプションパーツを追加してラックを拡張することが出来るようになっています。

ハーフラックを床にボルト止めするための「フットプレートアクセサリー」はどうでもいいとして、強力なのが残りの二つ「ラットタワーオプション」と「ディップハンドルバーアタッチメント」です。

ラットタワーオプションは、その名の通り、どこのジムにも置かれているラットプルダウンをこのハーフラックで行えるようにするためのパーツです。ジムにもよりますが、ラットプルダウンは混雑が酷かったり、座り続けて会話を始めてしまうような人も少なくないため(座りやすいから)、自宅でのラットプルダウンはトレーニーなら誰しも一度は憧れたことがあるのではないでしょうか。

また、ディップハンドルバーアタッチメントは、ディップス用のハンドルを設置するためのオプションです。ディップスはかなり負荷が高いトレーニングですが、ジムによってはディップススタンドが無いケースも多いので、「普段はジムでマシンを使っているが、自宅ではフリーウェイトや自重トレをじっくりやりたい」という人にもバッチリです。

オプションの詳細は、こちらの記事に記載しています。

高重量を扱ったトレーニングが出来るようになった

これは、パワーテックのハーフラックを買ったからというより、「パワーラック・ハーフラックを導入したから出来るようになった」メリットです。

元々ベンチプレスやスクワットはハーフラック無しでも行っていましたが、扱える重量はたかが知れていました。ラック無しでベンチプレスをするということは、最後はバーベルを胸に降ろすということです。当然、胸に乗せても大丈夫な重量しか扱えません。また、限界ギリギリまでやってしまうと、胸に戻した後に降ろせなくなってしまうので、余裕のある状態で終了するしかないという状況でもありました。

これは、ダンベルを使用した際のトレーニングにも共通しますが、ラック無しのトレーニングはどうしても負荷が低くなりがちになります。低い負荷でしっかり効かせるコツもあるにはありますが、やはり低い重量だけを扱っていると、高重量が扱えるようにはならないです。また、最後の追い込みが最も効く部分なので、最後まで追い込めないというのもネックになっていました。

ハーフラックメリット

ラックが有れば、高重量の扱い、ギリギリまでの追い込みが可能になります。実際私も、ラックを使用するようになってから明らかに筋肉痛が増え、しっかり筋肉に負荷を与えられるようになったことを実感しています。

物理的にも、金額的にも大きなものですが、ホームトレーニングの問題を一気に解決するためには、やはりパワーラックやハーフラックを導入するしかないのではないかと思います。

パワーテック ハーフラック WB-HR16のデメリット

次に、買ってから「これはもうちょっと何とかならなかったのか」と思ったポイントです。

セーフティバーが微妙に短い

こう書くと「セーフティバーが短くて使い物にならないなら駄目だな!」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、そうではないです。使い物には全然なります。他の安価なハーフラックやベンチプレススタンド系よりは長いです。

ハーフラックセーフティ長さ

実際1ヶ月くらい利用してみて、「スクワットならほぼ確実にセーフティ内に収まる(立ち位置にもよるが)」形でやれてますし、ベンチプレスも「ベンチの位置に注意すれば、セーフティから外れることは無い」です。スクワットであえてセーフティギリギリまで落としてから上げて、無理だったらセーフティに落としてしまう、といったようなトレーニングも出来ています。

しかし、「あと5cm長ければ…」と思う瞬間もあります。それはフォームが崩れた時です。「重めの重量を扱い、ベンチプレスで上げたは良いが、下げる時にふらついて斜め前に落としてしまった」こんな時は、ハーフラックのセーフティは役に立ちません。上手くセーフティの上に落ちることもあるとは思いますが、落ちないこともあります。当然、上手く落とせなければ怪我をするでしょう。

多分、これ以上セーフティバーを伸ばしてしまうと、耐荷重が下がってしまうのでしょう。ラック部の耐荷重は450kgとなっているので無理もないとは思いますが、正直「そこまで高重量扱いたいならフルサイズのパワーラックを買えば良いのでは」と思うので、耐荷重が下がっても良いから、利便性のために長いセーフティバーをオプションで販売して欲しいです。あと5cmでも結構違いますが、15cm長ければ完璧です。

セーフティについてはこちらの記事に詳しく書きました。

ラック内の幅が広い

これはメリットであり、デメリットです。

メリットとしては、バーベルのシャフトをかなり幅広く持つことが出来るため、ベンチの際などに胸に効かせやすい持ち方が出来るという点があります。また、幅が広いということは、ラック内に入っている際に窮屈さを感じにくいということでもあります。一般的には、ラック内の幅が広いというのはメリットとして捉えられるでしょう。

しかし、デメリットとして挙げたのには理由があります。それは、「ハーフラックにはコンパクトさを求めている」という部分に真っ向からぶつかってしまうためです。

このラック内の広さにより、ハーフラックとしては横幅を広めに占有してしまい、更に、シャフトも内寸130cm以上という、かなり大型のものしか利用できない仕様になっています。この内寸130cm以上のシャフトは数が少なく、レギュラーシャフトではIVANKOのバーベルシャフトしか、使えるシャフトを知りません。このシャフトは内寸が130cmで全長200cmなのでかなり内寸を多めにとってコンパクトに作られていますが、それでも2mあります。

横幅で、2m+プレートを付けるためのスペースをハーフラックのためだけに確保出来る方なら全然お勧めですが、「4畳間に余裕を持って置きたいからこそハーフラック」というような人には厳しいかもしれません。

まとめ

WB-HR16のメリット
  • パワーテック製はやっぱりカッコイイ
  • セーフティーバーのつけ外しが楽で便利
  • セーフティーバーはかなり低いところに設置出来る、ベンチだとちょっと高めに感じることも
  • オプションパーツが色々ある、あこがれのラットプルダウンパーツもあるが高い
WB-HR16のデメリット
  • セーフティーバーは短過ぎるという程ではないが、惜しい長さ
  • シャフトの内寸130cm必須は難易度高い(IVANKOのシャフトならいける)

フィットネスショップ公式通販で買いました。

価格 595
商品ランキング 182 位

POWERTEC(パワーテック) ハーフラック WB-HR16

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